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読めばあなたもさくらんぼをつくっているような気がしてくるブログ

さくらんぼ狩りフルーツ狩り大沢農園のブログです

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鳥と話ができたなら

「ほっとけば死ぬら」と父は言いますが、
やはりスズメを追い出したくてたまりません。
加温ハウスのビニールとネットを一部外して、
そこから出てゆくようにスズメを追って行くのですが、
これがなかなか上手くいかない。

ウチのハウスは山の斜面にありまして、
斜面に対して縦に長細いつくりになっていて、
登り窯みたいな感じになっています。
一番上の頂上の部分のネットを少しだけ外します。
たくさん外して逆に外の鳥が入ってきてしまったら
元も子もありませんので。
で、斜面の一番下から上へ追ってゆきます。
しかし、せっかく外したところに追い込んでも、
スズメは開いているところから外へ出ずにうろうろした挙句、
またハウスの一番下まで降りていってしまいます。
はぁはぁ言いながら一番下までまた降ります。
で、また斜面を登りながら追って行きます。
出ない。
逃げる。
また一番下へ降りて登る。
それを何回も出るまで繰り返し。
何たる時間と体力の無駄。
何してんのオレ。
スズメだって本当は外へ出たいハズだ。
大空へ羽ばたきたいハズだ。
出てくれよ。
頼むよ。
オレだって辛いんだよ。
そういえば、昔、弟は
「コラッ!」とか「コイツめ!」とか「出てけ!」
とか大声で怒りながら追うと出ると言っていたが、
でもそんなのを隣の畑のおっちゃんに聞かれたら、
気が狂ったと思われるに違いない。
落ち着けオレ。
あっまた逃げた。
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あーあ、と思う時

何か飛んでるなと思ったら、
ビニールハウスの中に鳥が入ってしまっていた。
スズメが。

さくらんぼのハウスは実を鳥に食べられないように
防鳥ネットが張ってありますが、恐らく
ネットやビニールを張っている途中で入ってしまった様子。

作った資料を人数分たくさんコピーしてから
誤字脱字を見つけてしまった時のような脱力感。
あーあ。

「ほっとけ、そのうち死ぬら」と父。
死ぬか?

今度は鳥のタマゴ

動物ばかりです。
そんな職場です。
剪定をしていたら鳥の巣があって、
タマゴが2個ありました。

去年さくらんぼの観光を手伝ってくれた
おじさんが、野鳥にとても詳しくて、
春先にさくらんぼの授粉作業をしていると
山の中から聞こえてくる鳥の声で
「あれはキジ」とか「あれはヤマドリ」とか
そのほかにも知らんような名前の鳥のことを
色々話してくれたのですが、
鳥の声を愛でる余裕の無い私は
そんなお話をまったく忘れてしまっていて
ブタを絞め殺したような声で鳴くのが
キジだというのだけ覚えております。
興味や知識が無いと、せっかく鳥が鳴いていても
聞こえているのに聞こえていませんね。
はっきり言って。

鳥の声が聞こえる耳をもちたいものです。

鳥にさくらんぼを食べられてしまって
「憎たらしい!」と思うばかりではなく。

今度は狸が

山の畑に倉庫がありまして。
農作業用具などを置いたりさくらんぼ箱詰め作業に使ったり、
夏に友人が遊びにくるとそこに泊めたりしてたのですが、
その中で狸を発見。
しかも死んでた。

こんなところで死ぬなよー。
動物の死骸を写真にとって楽しむ趣味は
無いのでお見せできませんが、あーあ、
という感じで畑の隅に埋めました。
あんまり気分のいいものではありません。

畑にいるとよく鳥の羽が一箇所にたくさん落ちているのを
見るのですが、これ何だろうなぁー?と思っていたら、ある日。
鳥が地面に降りて餌か何かを平和についばんでいると、
急に鷹か鳶が降りてきて急襲。
仕留めるとともに襲われた鳥の羽がばっと散って。
その鷹か鳶は獲物をつかんで飛び去って行きました。
これか。

あまり自覚せずにいたのですが、
自然の中で働いているんだな。
と野生動物を見ると感じます。

農家ンジョーク

剪定作業をしております。
剪定作業とは木を切って樹形を整える作業です。
本当はもっとこういろいろ難しいものなのですが、
そんなこと書いても面白くないし、
剪定とは何ぞやと詳しく書くほどの実力もまだないので、
書かないし書けませんが、そんな未熟者に剪定を
教えるべく、剪定講習会というのが開催され、
県の農業普及員の方と農家が集まって、
あーでもない、こーでもない、あっ!その枝切っちゃうの!
とか言いながら剪定をする会があります。

2年前、その講習会に初めて出ました。
普及員の先生が枝をロープで引っ張って、
枝の方向や角度を調節する(誘引と言います)
作業をしながら、枝に結んだロープの先端をどこに結ぼうか
迷っていました。一般的には他の木に結んだり、
パイプを土中に打ち込んで固定して結んだりします。
が、その時、どこからともなくこんな声が掛かりました
「その脚立の脚にでも結べばいいじゃん」
農家のおっちゃん達は「へっへっへ」と皆笑います。
脚立は当然固定されたものでなく、
その木の剪定作業が終われば次の木で使う為に
移動するので、脚立に結んで固定するなんてことは
まったく非合理な行為なので、これはジョークなのですが、
私は「なんてレベルの高い不条理ギャグ!農家恐るべし」
と感心してしまいました。

その数ヵ月後、今度は違う場所での講習会に出ました。
そこは前の講習会とは違う産地での講習会で、
前の会に出ていた農家は私以外まったくいませんでした。
にもかかわらず、また
「脚立の脚に結べばいいじゃん」
という声が聞こえました。
まったく交流がないと思われる二つの土地に
まったく同じジョークが存在しているなんて!
その後、他の場面でもこのジョークを度々耳にしました。
そう、このギャグは、農家の間に伝わる非常に
ポピュラーなジョーク、農家ンジョークなのです。

この他に、軽トラに荷物をたくさん載せてロープで固定し終わったあとに
「こんだけ縛ればで東京まで行けらぁ」
と言うのがあります。
農家のおっちゃんは必ず言います。
当然軽トラで東京までなんか行きません。

その他にも探せば色々あります。
こういった文化をしっかり継承して
次代に引き継がねばと思います。
こういったジョークをさりげなく、
それでいて効果的に使いこなせるように精進しなくては。

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大沢農園

Author:大沢農園
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